ポルトガル代表は、FIFAランキング5位(2024年5月27日)で、 UEFA(欧州サッカー連盟)内の順位では7位(2024年6月2日)。
- 【EURO2024】ポルトガル代表のメンバー
- 【6/18 グループF 第1戦】ポルトガル 対 チェコ(2-1)
- 【6/22 グループF 第2戦】ポルトガル 対 トルコ(3-0)
- 【6/ ラウンド16】スロベニア 対 ポルトガル(-)
- 【7/5 準々決勝】ポルトガル 対 フランス(0-0 PK4-5)
【EURO2024】ポルトガル代表のメンバー
監督
ロベルト・マルティネス
GK(ゴールキーパー)
1 ルイ・パトリシオ(ローマ)
12 ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン)
22 ディオゴ・コスタ(ポルト)
DF(ディフェンダー)
2 ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン)
3 ペペ(ポルト)
4 ルベン・ディアス(マンチェスター・C)
5 ディオゴ・ダロト(マンチェスター・U)
14 ゴンサロ・イナシオ(スポルティング)
19 ヌーノ・メンデス(パリSG)
20 ジョアン・カンセロ(バルセロナ)
24 アントニオ・シウバ(ベンフィカ)
MF(ミッドフィールダー)
6 ジョアン・パリーニャ(フルハム)
8 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
10 ベルナルド・シウバ(マンチェスター・C)
13 ダニーロ・ペレイラ(パリSG)
15 ジョアン・ネビス(ベンフィカ)
16 マテウス・ヌネス(マンチェスター・C)
18 ルベン・ネベス(アルヒラル)
23 ビティーニャ(パリSG)
25 ペドロ・ネト(ウォルバーハンプトン)
FW(フォワード)
7 クリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)
9 ゴンサロ・ラモス(パリSG)
11 ジョアン・フェリックス(バルセロナ)
17 ラファエル・レオン(ミラン)
21 ディオゴ・ジョタ(リバプール)
26 フランシスコ・コンセイソン(ポルト)
【6/18 グループF 第1戦】ポルトガル 対 チェコ(2-1)
- 対戦相手のチェコ代表の戦術分析
システム
使用戦術
- 改良型カテナチオ(カテナチオ+ハイプレス+ラインコントロール)
- GKからつなげるためのシステム変更とビルドアップ
- 相手の改良型カテナチオをかいくぐるワイドプレイ
- 相手のラインコントロール
- WGを孤立させるアイソレーション
- どこからでもカウンターを狙う速攻戦術
試合展開
【守備戦術】
【攻撃戦術】
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【6/22 グループF 第2戦】ポルトガル 対 トルコ(3-0)
- 対戦相手のトルコ代表の戦術分析
システム
使用戦術
- 改良型カテナチオ(カテナチオ+ハイプレス+ラインコントロール)
- GKからつなげるためのシステム変更とビルドアップ
- 相手の改良型カテナチオをかいくぐるワイドプレイ
- 相手のラインコントロール
- WGを孤立させるアイソレーション
- どこからでもカウンターを狙う速攻戦術
試合展開
ポルトガルは落ち着いてGKからのビルドアップを試みるが、所々でトルコにボールを取られてカウンターを受ける。レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が言う通り、危険なビルドアップが散見された。
トルコもカウンターは必ず仕掛けるため、止めるためにファールやイエローカードは両チームで増えていった。
【守備戦術】
- 2点目以降はトルコの両サイドとトップのカウンターを警戒し、両サイドのWBが最初から下がっていることが多く見られた。
【攻撃戦術】
- ハイプレスを掛けるトルコに対し、ポルトガルがディフェンス裏へのスルーパスでカウンターを仕掛ける。2点目以降は特に顕著に見られ、守備に多くの人数を掛け、攻撃は最少人数でカウンターを仕掛けた。
- トルコのハイプレスが増えるたびにカウンターの割合も増した。
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【6/ ラウンド16】スロベニア 対 ポルトガル(-)
- 対戦相手のスロベニア代表の戦術分析
システム
使用戦術
- 改良型カテナチオ(カテナチオ+ハイプレス+ラインコントロール)
- GKからのビルドアップとシステム変更
- 相手の改良型カテナチオをかいくぐるワイドプレイ
- 相手のラインコントロール
- WGを孤立させるアイソレーション
- どこからでもカウンターを狙う速攻戦術
試合展開
【守備の特徴】
【攻撃の特徴】
【7/5 準々決勝】ポルトガル 対 フランス(0-0 PK4-5)
- 対戦相手のフランス代表の戦術分析
システム
使用戦術
- カテナチオからのマンツーマンディフェンス
- ラインコントロールとオフサイドトラップ
- GKからのビルドアップとシステム変更
- ゾーンプレス対策のワイドプレイ
- 相手のラインコントロール
- WGを孤立させるアイソレーション
- どこからでもカウンターを狙う速攻戦術
試合展開
【守備の特徴】
- 中央からサイドに流れすぎないようにすることで中央を固め、まず遅らせる。サイドで高い位置に入ったところでマンツーマンから潰し始める。
- どちらのチームも中央を固め続ける。
【攻撃の特徴】
- クリスティアーノ・ロナウドをCFにすることで2CBをマークにつかせ、サイドを広く展開できるようにする。
- DMがディフェンスラインに近づきすぎないように改善され、またDMから浮き球により両サイドへパスを繋げて広く展開する。
- クリスティアーノ・ロナウドを使って相手のラインコントロールを行い、ディフェンスライン手前を広くし、左右に広げてビルドアップを行う。
- ワイドプレイでもディフェンスラインを下げさせることが重要なようだ。
- お互いのチームが攻守でラインコントロールをすると、中央で拮抗するナロープレイと同じ展開になる。
- 23 ビティーニャ(パリSG)がイニエスタのようにボールへ近づき、ワイドプレイを自ら崩し続けることでビルドアップが停滞し始める。ビティーニャはスペースに入るのではなく、ボールへ近づいてしまう。
- ポルトガルのワイドプレイで整っていたリズムを崩したのはビティーニャで間違いない。
- ハイペースだった試合展開を落とすための作戦かもしれないが、味方も苛ついているように見える。
- 試合途中からビティーニャがイニエスタやメッシの真似をしているような気がして仕方がない。味方と重なり続け、今までグループリーグで負けてきたチームの典型的なDMの動きを始めたため、ポルトガル全体の動きがディフェンスラインでボールを回され始めた。
- 動き回るビティーニャが邪魔で仕方ないのだが、修正がされない。
本人は自信満々でイニエスタやメッシのマネをしながらフィールドを歩き続けるのだが、今大会でビルドアップの邪魔をしたDMの典型的なポジショニングよりひどいポジショニング。
前半あれだけきれいにボールを回していたポルトガルだが、全くボールが回らなくなる。
なぜビティーニャを使っているのか不明。 - 全体がワイドプレイをしている最中、ビティーニャだけがボールへ近づき続ける。そのせいでDM付近が全く展開されないどころか、数的不利を作り続け味方の邪魔をし続ける。無駄なパスばかり。
- ビティーニャにパスが渡るとフランスの選手もよってくるため、数的不利を作り出す。何だこの選手は…
- フィールドの歩き方はメッシ、ボールへの近寄り方はイニエスタのマネをし続ける選手。
- 周囲の選手もビティーニャが邪魔なのか、可能な限りボールを渡さないようにするのだが、延々とボールへ寄ってくるために渡さざるを得ないことになる。
正直気色悪い。なぜ監督はビティーニャなんて出したのかさっぱり分からない。 - ビティーニャが味方の邪魔しかしない。
- 延長後半からポルトガルはビティーニャを無視しだすことでワイドプレイが戻る。ポルトガルが勝ちきれなかった理由はビティーニャを入れてしまったからだろう。