ビギナー向け!サッカーの戦術ブログ

サッカー日本代表がW杯ベスト8の壁を打ち破る為の戦術(タクティクス)をビギナー(初心者)でも分かるように分析します!土曜日の19時更新目標!

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ポジション選定ガイド:サッカーチームのメンバーの特徴を活かす効果的な戦術構築法

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 サッカーチームのメンバーに適したポジションからシステム(フォーメーション)を決定するためのマニュアルです。このガイドを通じて、ご自身のチームの特色を活かす効果的な戦術を構築し、チームのパフォーマンスを最大化しましょう。

最初からプロチームの真似をするのではなく、チームのメンバーの特徴を活かすための方法を第一に考えます。

チームのポジションとシステムの決定方法

 まずメンバーの得意なポジションと人数に合わせてシステム(フォーメーション)を決めると、チームの特色や形、色が自然と決まります。

無理に別の形を目指すと戦術や連携が噛み合わなくなるので、まずは各選手の特徴を分析することから始めましょう。

  1. サッカーのポジションはDFから決める
    DFが何人か、または割合で判断し、3~5人を決めます。
  2. 人数によりSBかWBかが決まる
    ※システムに該当する図を過去の記事から引用しているので、図のタイトルは無視して下さい。
    ①DFが3人の場合は3人がCB、状況に応じてSH(DM)がDFの列に入る。
    【システム候補】3-5-2(3-2-3-2)、3-4-3

      

    ②DFが4人の場合は2人がCB、両サイドの2人がSBとなります。
    【システム候補】4-2-3-1、4-4-2、4-3-3

     

    ③DFが5人の場合は3人がCB、両サイドの2人がWBとなります。

    【システム候補】5-2-3(3-4-3とほぼ同じ)
    ※DFが3人と5人では見た目上ほぼ同じシステムになり、サイドの選手がDFラインに加わることができればWB、できなければSHと分類する程度の差でしかありません。
  3. MFを決める
    MFもDMFから決めます。
    ①DFが3人と5人の時DMFは2人。
    ②DFが4人の時は、2人にアンカー(ANC、AN)を加えるかの選択。
  4. CMを作るか否か
    ①チームの攻撃戦術で中心的な存在がいればCMにする。
    ②ドリブルが得意な人が多い場合、上図3-4-3になる。
    ③組織的に全体で動く場合は上図4-3-3の右側のようになる。
  5. CFを決める
    チームのメンバーで最もゴールを決めるのが上手い選手がなれれば良い。
    チームにCFらしい人がいない場合は、以下のような戦術もある。
    【参考】CFを作らないゼロトップと戦術南野

森保ジャパンはDFの宝庫

 現在森保監督率いる日本代表DFのレベルは非常に高く、特にCBの冨安健洋(アーセナル)、 板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)の二人は世界レベルであり、SBも貴重なメンバーが揃いつつある。

CBとDMもできる谷口彰悟田中碧が加わると、DFがあふれかえることになる。
【参考】日本代表メンバーは人材の宝庫!?

DFの特にCBが多いことで、ドリブルを活かせるWBやWGのポジションに三笘や伊東を起用したのだ。

ポジションの選定方法

1. 選手の特性

各選手のスピード、テクニック、フィジカル的な特性を考慮しましょう。

・選手名鑑(名簿)を作る
【参照】サッカーのポジショニングの名簿

・体組成計でフィジカルチェックを行う。
 身長、体重、体脂肪率、スマートウォッチで活動量の計測と評価(任意)。
【参考】ボディデザイン公開講座(レコーディング)

 

トレーニングとフィードバック
 選手たちの成長に応じてポジションを調整し、フィジカルコンディションも含めて定期的なフィードバックを行います。ポジションの最適化と戦術の構築により、チームの成功に寄与しましょう。
【参考】ボディデザイン有料講座でアスリートのコンディショニング

2. チームの戦術

 チームの戦術に合ったポジションを割り振り、連携を図りましょう。
サッカーの基本戦術(サッカーの戦術ブログ)

3.フィジカルトレーニング&練習メニューの作成方法

 チームの練習メニューを作成する時、「トレーニングメニュー・ルーティーンセット」を作り出しました。
常に全てを刷新するのは手間も時間も掛かるため、練習メニューを入れ替える発想で強度や内容だけを変える発想です。
【参照】トレーニングメニュー・ルーティーンで練習メニューを作成する