W杯 日本代表と戦術の変化
サッカー日本代表はアジアで格上の状態でありながらいつもギリギリの試合を演じ、某絶叫系解説者が「アジア予選では何が起きるか分からない」といつも言う印象が強いことに違和感を感じてきた。 絶叫系解説者・松○安太郎氏 カタールW杯では惜しくもクロアチ…
スペインは日本が見本としたい「ティキタカ」と言われるボールをキープするサッカーをする。 「シャビ、イニエスタ、シャビアロンソ、プジョル…」のイメージが強過ぎるせいか、ビリーには勝てるイメージが無かった。さらにスペインはW杯カタール大会第二戦の…
W杯カタール大会グループリーグ第2戦までを終えて、ベスト8を目標にする日本代表が「格下相手に大差をつけられない理由」を考えてみる。 日本代表が格下相手に大差をつけられない原因 ①ラインコントロールが低い ②システムとポジションの役割を理解してな…
以前から「日本代表はなぜ格下相手に大量点で勝つことが少ないのか」と思うことが多かった。 コスタリカ戦でも開始5分で「日本の格上感」が出ていたにも限らず引かれたコスタリカに対して攻めあぐね、格上の振る舞いができない日本であった。 日本代表のス…
結果を見れば日本代表は第一戦で大番狂わせを演じて見せたのだが、大会4日目までの数試合を見た後「我が日本の戦術は三世代前じゃないか…」と衝撃的だった。 2005年のルール変更以来、ディフェンスラインのコントロールはずっと気になっていただけあり、今…
日本の緒戦はドイツであり誰もが負けると予想していた。しかしフィジカルでも昔ほどの差は無くなり、ボールコントロールの技術も全員が劣っているわけではない。 またヨーロッパの戦術サッカーに対して日本代表は相性が良い印象があるため、ビリーはラインコ…
日本代表はW杯の予選や親善試合で幾つもシステムを試していたが、どれもしっくりとこなかった。格下相手にも接戦を演じ、TVの解説では「これがW杯の予選。何が起こるかわからない。」と松木さんは連呼するが、「ベスト8を目指す国が格下相手に接戦で良いのか…
日本が得意とするシステムは長きに渡り4231を基準とし、世界中どこでも見られるようなオーソドックスなスタイルを築いてきた。 4231から戦術的な変化を生み出すのは出ている選手であり個人技しかないものの、国内では「日本代表の戦術は世界でも類を見ないほ…
サッカーは「選手ありきの戦術」であり「戦術ありきの選手」である。W杯カタール大会で各国の戦術を分析し、日本代表が活きるような戦術を考えます。