サッカーで速攻とは何を指すのだろうか。明確な定義を知らないので、このブログに限り速攻とは「ディフェンスラインから最小のタッチ数でゴールを目指す攻撃戦術」とする。
速攻とはサッカーの理想とする攻撃戦術
サッカーには様々な攻撃戦術があり、どれも相手のディフェンスを切り崩すための戦術である。
しかし自分たちのミスでボールをロストすることも多いため、攻撃戦術での理想は「最小のタッチ数での攻撃」とされる。
最小限で攻撃を仕掛ける速攻のイメージ
- 図左側ではボールを奪取する。
- 図右側で8番のDMが空いているスペースに向かってパスを出す。
- 7番のSHが走り込んでセンタリング。
- 9番のFWと10番のOMがセンタリングに合わせて走り込む。
速攻の起点とは
よくTVの得点シーンでは「誰が起点となって…」とあるが、理想の起点はDFであり、攻撃の変化をつける人をキープレイヤーと呼ぶ。変化とは守備側の隙きを突くことである。
ポゼッションからの起点
一般的にカウンターや速攻が無理だった場合はポゼッションに切り替える。
DFに戻してから再び縦パスを入れ始めると再び起点となるが、DFまで戻さなくても相手の隙をつければそこが起点となるわけである。
- 図左側、7番がセンタリングを上げられなかった場合、ボールを2か8番に下げる。
- 2番を始めDF4人は、ボールを一旦キープすることを考える。
- しかしボールを受けた8番は、10番が相手のディフェンスラインから抜け出せそうなので、8番に出すのである。
この場合の起点は8番となるのだ。