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サッカー日本代表がW杯ベスト8の壁を打ち破る為の戦術(タクティクス)をビギナー(初心者)でも分かるように分析します!

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【EURO2024】ルーマニア代表の戦術を分析

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 ルーマニア代表は、FIFAランキング46位(2024年4月4日)で、 UEFA(欧州サッカー連盟)内の順位では20位(2024年6月2日)。

代表のメンバー

監督

エドワード・ヨルダネスク

GK(ゴールキーパー)

1 フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ)
12 ホラチウ・モルドバン(A・マドリー)
16 シュテファン・タルノバヌ(FCSB)

DF(ディフェンダー)

2 アンドレイ・ラツィウ(ラージョ)
3 ラドゥ・ドラグーシン(トッテナム)
4 アドリアン・ルス(パフォス)
5 イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ)
11 ニクショル・バンク(ウニベルシタテア・クライオバ)
15 アンドレイ・ブルカ(アルオフドゥード)
22 バシレ・モゴシュ(クルージュ)
24 ボグダン・ラコビシャン(ラクフ・チェンストホバ)

MF(ミッドフィールダー)

6 マリウス・マリン(ピサ)
8 アレクサンドル・チクルダウ(コンヤスポル)
10 ヤニス・ハジ(アラベス)
13 バレンティン・ミハイラ(パルマ)
14 ダリウス・オラル(FCSB)
17 フロリネル・コマン(FCSB)
18 ラズバン・マリン(エンポリ)
20 デニス・マン(パルマ)
21 ニコラエ・スタンチュ(ダマク)
23 デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ)
26 アドリアン・シュト(FCSB)

FW(フォワード)

7 デニス・アリベク(ムアイザル)
9 ゲオルゲ・プシュカシュ(バーリ)
19 デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ)
25 ダニエル・ビルリゲア(クルージュ)

【6/17 グループE 第1戦】ルーマニア 対 ウクライナ(3-0)

システム

 

使用戦術

試合展開

 

【守備戦術】

  •  

【攻撃戦術】

  •  

【6/22 グループE 第2戦】ルーマニア 対 ベルギー(-)

システム 4-1-4-1

6月22日ルーマニアのシステム(ベルギー戦)

使用戦術

試合展開

 ベルギーに押し込まれて自陣でのプレイが多くなるが、ラインコントロールを高めに設定することで押し返す。相手陣内へ押し込むとハイプレスを掛けるのだが、どうしても途中で抜けられてしまうことの繰り返し。

ベルギーの戦術を試合中に真似することでFIFAランキング46位とは思えない戦術の多さや対応力を発揮する。

まるで決勝戦かのような試合だった。

【守備戦術】

  • ワイドプレイを行うベルギーに対し、高目のラインコントロールからハイプレスを掛けるが、正確なパス回しにより全てかわされてしまう。
  • 最後ベルギーが仕掛ける寸前に複数でマークし、追い詰めることで対応し続けていた。
  • 中盤では激しいチャージやスライディング、ラフプレイにより応戦し、ファールをすることで何とか止める状態。

【攻撃戦術】

  • CBがPAのサイドラインまで大きく開くGKからのビルドアップから、ベルギー同様にワイドプレイでつなごうとするが、ベルギーのハイプレスによりなかなか前に進めない。
  • ライン裏へのロングボールが通った時のみ押し上げることが出来るが、自陣に押し込まれることが多い。
  • 一部ボール回しにこだわりすぎる部分があり、追い詰められた状態でもパスにこだわった結果カットされカウンターに繋げられるシーンが散見した。

【6/ ラウンド16】ルーマニア 対 オランダ(-)

システム 4-1-4-1

7月2日ルーマニア代表のシステム(オランダ戦)

使用戦術

試合展開

 ほぼオランダがボールを支配し、ルーマニアはカウンターを狙う程度。お互い守備戦術はフランスの真似をしている。

【守備の特徴】フランスの真似

  • ハイプレスは掛けず、少し下がって中盤(ミドルサード)前後で構える形。
  • ハイプレスになるチームほどカウンターを受けている印象。
  • 基本的に4-4-2の形を作り、ボールの位置によって相手の正面から守るのではなく、全体で連動して横に動くことでサイドに追いやる形。
  • DFの列は相手より一人多く、それ以外はマンツーマンで守備を行う。
    中盤では外側をむしすることで数的有利を作り、カテナチオを行う言わばハイプレスのない改良型カテナチオ。

【攻撃の特徴】

  • 中央でボールが回せないためにほぼカウンターのみになるが、何度か惜しいシーンも見られた。