サッカーの戦術ブログ

 オフサイドのルール変更とともに進化するサッカーの戦術(タクティクス)を分析します。水・土曜日の更新を目指しています!

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【11月23日】グループF モロッコ対クロアチア

ロッコは世界ランキング22位。 前監督は、ハリルホジッチ氏だがワールドカップ出場が決まった後に更迭された。 確執のあったエースのMFツィエクも一度チームを離れたが、その後戻る。 メンバーのほぼ全員がヨーロッパでプレイをするチーム。 カタール大会でのダークホースとの呼び声が高い。

クロアチアは世界ランキング12位。 レアルマドリード所属のモドリッチ(37歳)がチームをまとめる。 当然ながら全員がヨーロッパでプレイをする平均的なレベルは高く、体も大きく強い。

ワールドカップカタール大会 ダークホース『モロッコ』が牙をむく!?

下馬評ではクロアチアが圧倒的に優利だが、モロッコは日本代表同様に中心メンバーがヨーロッパを中心とするメンバーため、ヨーロッパレベルのサッカーを展開すると思われる。 若干の体格差などのフィジカルは組織的な動きなど戦術で大きく覆る。 あとはモロッコが組織としてどの様なまとまりを見せるのかが課題となるだろう。

ロッコの戦術

【オフェンス】 一般的に言われるアジアレベルでは足元にパスを出しがちだが、モロッコは中盤でも走りながらパスに強弱を付け、しっかりとスペースを活かしたパスワークを見せる。 ボールと近場のスペースを確認する余裕はあるが、まだ味方の位置を確認するほどまでには至らない。 そのため味方との距離感が悪くなり、パスをつなげたいのだがつながらない。

【ディフェンス】 ラインコントロールをしっかりと行い、ディフェンス時も中盤で数的不利を作らないようにしている。 中盤からプレスを行い、マークも激しさを感じる。

ロッコと馬鹿にしていたが、前半7分までを見ただけでも、まるでイングランドのプレミアムリーグを見ているかのような印象を受ける。

クロアチアの戦術

下馬評とは異なり、絶妙なラインコントロールからトータルフットボールを目指すのだが、モロッコ戦を見る限り特徴的な攻撃的が無い。

【オフェンス】 モロッコがディフェンスラインを上げ、激しいゾーンプレスを仕掛けたことで何もできない。 ボールをロストしないようにつなげながら押し込むことが精一杯。 この試合では『明確な攻撃スタイルが無い』ようにしか見えない。

【ディフェンス】 相手に重要なスペースを使わせないようにする、典型的なカテナチオスタイル。 モロッコほどではないが、ゾーンプレスは必ずしてくる。 ラインコントロールをしながら時間帯や流れにより4バックや3バックに変わり、攻撃につなげようとする。

モドリッチがいることで攻撃的と思われがちだが良くも悪くも特徴がなく、もしかしたら守備的なチームなのかもしれない。 ただ全体のレベルは勿論高い。