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③日本代表の交代戦術とは?試合中の交代とターンオーバーで勝つ戦術を解説【W杯戦術分析】

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北中米W杯を目前に控えたサッカー日本代表メンバーが発表されました。
本記事では、日本代表の交代戦術(試合中の交代+ターンオーバー)に注目し、W杯で勝つための戦術とフォーメーションを解説します。

6/5 オーストラリアの分析
6/10インドネシアの分析

日本代表の交代戦術とは|試合中の交代とターンオーバーの考え方

 サッカー日本代表の戦術は多岐にわたりますが、近年特に重要性が増しているのが「交代戦術」です。

従来の交代は疲労対策が中心でしたが、現在では試合中に交代できる人数が大幅に増えたことで試合の流れを変える戦術的なスイッチとして機能するようになりました

試合中の交代戦術|戦術を切り替えるスイッチ

 試合中の交代は単なる選手交代ではなく、チームの特徴を変える戦術的手段です。
スピードを上げる、守備強度を高めるなど、交代によってチームのプレースタイルそのものを変化させることができます。

特に日本代表は、前線のプレス強度やカウンター性能を交代で引き上げることで、試合の序盤、中盤、終盤と得点を狙う形を多く採用しています。

また先制した試合展開に合わせて逃げ切るための交代メンバーに変えることもできます。

同じメンバーでシステム変更 │ 一人で複数のポジションをこなす

 特に一人で複数のポジションをこなせる選手がいると、交代を行わずに複数のシステム変更が可能になるため、ポジション変化による揺さぶりが大きな武器となります。

ターンオーバー|W杯を勝ち抜くための戦術設計

 ターンオーバーは単なるコンディション管理ではなく、大会を勝ち抜くための戦術です。
W杯のような短期決戦では、複数の戦術パターンを使い分けることが不可欠となります。

日本代表はスタメンを明確に分けることで、試合ごとに基本戦術を大幅に変化させるチームを目指しています。

交代戦術とターンオーバーの融合

 この2つは独立したものではなく、一体の戦術として機能しています。
試合中の変化と試合間の変化を組み合わせることで、日本代表は相手に的を絞らせない戦い方を実現しています。

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北中米W杯で日本代表が目指すフォーメーション

日本代表がW杯を勝ち抜くためには、選手の能力を最大限に引き出すフォーメーション設計が重要になります。
ここでは、交代戦術を前提とした戦術パターンを考察します。

左右非対称のアタッカーチーム|スピードと崩しのサイドアタックの最大化

前田
中村 久保
三笘      菅原
守田 田中
伊藤 冨安 板倉

この3-4-2-1のシステムは、サイドアタッカーを最大限活かす攻撃型戦術です。
2シャドーとウィングバックの4人のアタッカーが縦・斜め・中央と多方向に侵入し、相手守備を崩します。

攻撃戦術│パスワークとドリブラーを共存させる戦術

 2シャドー(中村、久保)は同サイドにボールが来たときはウィング(WG)にポジションを取り、残ったシャドーがトップ下(CMF)になります。

例えば右サイドにボールが来たときは久保が右ウィングになり、中村がトップ下(CMF)に。

逆サイドのウィングバック(WB)である三笘は、攻守に備えて中間のポジションを取ります。

攻撃戦術の特徴

中村と久保の2シャドーに加え、WBの三笘(本来SHやWG)・菅原(SBやWB)も含めた全員アタッカーにもなれる構成

サイドアタッカーのための「割り切った」攻撃戦術

戦術前田 │ 選手の特徴を最大限活かす選手の組み合わせ

 左から三笘、中村、久保、菅原と、4人ともサイドアタックを得意とする選手たちで構成し、トップに上下の動きを激しくできる前田を入れることで攻守ともに上下に強いメンバーとなっている。

FWの前田は、サイドアタッカーたちがディフェンスラインと相手GKの間に入れたボールを押し込み、また4人が相手GKとDFの間に上げるセンタリングのターゲットになる役。

守備戦術の特徴

 アタッカーが多い攻撃的な構成のためディフェンスラインが高くなることを想定し、攻守の切り替え時は確実に相手の攻撃をディレイ(遅延)させ、4-4-2のブロック形成が重要になります。

シャビ・アロンソ監督のトランジションの意識とは

 また、ラインコントロールなど4-4-2の守備ブロックを安定させる目的で、左WB(攻撃的な選手)と右WB(守備的な選手)を組み合わせています。

相手チームの攻撃的な選手に合わせて左右どちらかを守備的にするなど代えることができます。

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鎌田中心の王道チーム|ポゼッションとバランス(可変型の4-2-3-1)

 このシステムは鎌田を中心としたゲームメイク型戦術です。
鎌田のビルドアップとポゼッションを重視し、鎌田が試合をコントロールする、まさに戦術鎌田とも言えるシステム。

ビルドアップ時は鎌田がボールサイドに寄り、守田・佐野が合わせて動くことで、実質4-3-3の構造を作ります。

以下では、ボールが左サイドにあった場合の例を挙げます。

ディフェンシブサード │ 自陣ペナルティーエリア前後のシステム

上田
伊東      堂安
鎌田 佐野
町田⚽️        関根
瀬古 守田 高井

 鎌田がボールサイドに寄り、守田がアンカー役(ほぼCB)の位置に下がり、佐野は逆サイドのバランスをとる。

町田や関根は左右で展開をできるようにポジションを取れば、ボールの高さで数的優位を作ることができ,ビルドアップの段階から主導権を握ることが可能です。

伊東、上田、堂安はロングボールのターゲットになれるポジションを取ります。

ミドルサード │ センターサークル前後でのシステム

上田
伊東      堂安
⚽️鎌田  佐野
守田
町田 瀬古 高井 関根

 鎌田は積極的にボールを触れるようにポジションをとり、マークを引き付けたらボールは迂回しても良い。

DFや守田や佐野はボールを迂回できるようにポジションをとる。

アタッキングサード │ ペナルティーエリア前後のシステム

上田
伊東  ⚽️鎌田  堂安
守田 佐野
町田 瀬古 高井 関根

 この状態から更にボールとは逆サイドの守田か佐野が上がることで数的優位を作ることも出来ますが、ボールに密集すると味方プレスにもなりかねないので無理に上る必要は無い。

味方のプレイエリアに入る味方プレスとは

南野を加えた超攻撃的なシステム

 このシステムは攻撃の中心に南野が加わることで完成する。
鎌田が世界レベルだとしても、1試合走り続けることは出来ない。
そこで南野と鎌田が役割分担を行う事ができれば、超攻撃的なビルドアップが可能になる。

上田
伊東  南野  堂安
鎌田 佐野
町田 瀬古 高井 関根

現在南野は、伊東や堂安らサイドアタッカーと入れ替わるポジションチェンジが全く出来ないことで、左右のアタッカーと自分自身の能力も引き出せない状態だと分析しています。

左右のアタッカーと入れ替わりながらボールを回すことでマークをずらし、剥がし、混乱させる事ができる。

 現時点で南野は交代戦術として機能せざるを得ないが、北中米W杯までになんとか復調してもらいたい。

戦術南野のワントップ構想

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交代戦術による戦い方の変化|日本代表の強み

日本代表の最大の特徴は、交代によってチームの性質を変えられる点です。

  • スピード型 → プレス強化
  • テクニカル型 → ポゼッション重視
  • 守備型 → 試合コントロール

この切り替えにより、日本代表は相手が対応する前に試合を動かすことが可能になります。

まとめ|交代戦術がW杯の鍵になる

今回の日本代表の交代戦術は、W杯を勝ち抜くための重要な要素です。
試合中の交代とターンオーバーを組み合わせることで、戦術の幅と柔軟性が生まれます。

強豪国相手にどこまで通用するのか、そして戦術の完成度がどこまで高まっているのかが問われます。
北中米W杯に向けて、日本代表の戦い方を占う重要なポイントとなるでしょう。