セルビア代表は、FIFAランキング(2024年4月4日)で33位、 UEFA(欧州サッカー連盟)内の順位では19位?。
代表のメンバー
監督
ドラガン・ストイコビッチ
GK
12 ジョルジェ・ペトロビッチ(チェルシー)
23 バンヤ・ミリンコビッチ・サビッチ(トリノ)
1 プレドラグ・ライコビッチ(マジョルカ)
DF
2 ストラヒニャ・パブロビッチ(ザルツブルク)
3 ネマニャ・ストイッチ(バチュカ・トポラ)
4 ニコラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ)
13 ミロシュ・ベリコビッチ(ブレーメン)
15 スルジャン・バビッチ(スパルタク・モスクワ)
24 ウロシュ・スパイッチ(レッドスター)
25 フィリップ・ムラデノビッチ(パナシナイコス)
MF
5 ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ)
6 ネマニャ・グデリ(セビージャ)
16 スルジャン・ミヤイロビッチ(レッドスター)
17 イバン・イリッチ(トリノ)
19 ラザール・サマルジッチ(ウディネーゼ)
20 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(アルヒラル)
21 ミヤト・ガチノビッチ(AEKアテネ)
22 サシャ・ルキッチ(フルハム)
26 ベリコ・ビルマンチェビッチ(スパルタ・プラハ)
FW
7 ドゥシャン・ブラホビッチ(ユベントス)
8 ルカ・ヨビッチ(ミラン)
9 アレクサンダル・ミトロビッチ(アルヒラル)
10 ドゥシャン・タディッチ(フェネルバフチェ)
11 フィリップ・コスティッチ(ユベントス)
14 アンドリヤ・ジブコビッチ(PAOKテッサロニキ)
18 ペタル・ラトコフ(ザルツブルク)
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【6/17 第1戦】セルビア 対 イングランド(0-1)
- 対戦相手のイングランド代表の戦術分析
システム 3-5-1-1(3-5-2、3-2-3-2、3-4-3)
中央の6番グデリと11番コスティッチ、14ジブコビッチが上下することでシステム変更を容易にできるようにしている。
しかしラインコントロールが出来ないので戦術的に数的有利を作れず、1対1で勝ち続けてボールを保持することが多い。
使用戦術
- ハイプレス
- 二列に並んだだけのカテナチオ
- お世辞程度のラインコントロール
- GKからつなげるためのシステム変更とビルドアップ
- 相手のゾーンプレスをかいくぐるワイドプレイ
- 相手のラインコントロール
- WGを孤立させるアイソレーション
試合展開
どちらのチームも戦術的な動きが少なく、はっきりとしない展開が続く。
守備戦術の無いイングランドに対しセルビアが一方的と言えるほどに攻め続けるのだが、セルビアの攻撃陣がイングランドのディフェンスラインに入ると動き直しが出来ないため、中盤でボールを取られることが多い様に見える。
【守備戦術】
- 二列に並んだだけのカテナチオなので、DMの列が連動できないのでラインコントロールができず守備時に数的有利を作れない。
【攻撃戦術】
- 相手のディフェンスラインをコントロールするのだが、ディフェンスラインに入り込む人数が多すぎるために中盤でのボール回しがしづらい状況が多い。
- ようするに、相手のディフェンスラインを押し下げるのだが、その後落ちる動き直しができない。
- イングランドのゾーンプレス対策でワイドプレイを行うのだが、中盤でのポストプレイに加わる人数が少ないために、プレッシャーを多く受ける。
- ワイドプレイでボールを出した後の動き直しがなく、ボールウォッチャーになっているため、展開のパターンが少ない。
監督が攻撃的な選手だったためか、ラインコントロールの雰囲気だけしか無い。
攻守において数的有利を作ることが出来ないため常に1対1を続けるのだが、ワイドプレイにおいてポストプレイと連携する人数が少ないために攻撃も単調となる。
まるで選手全員がストイコビッチ監督のようなプレイを目指し、実践した様なチーム。
【6/20 第2戦】セルビア 対 スロベニア(1-1)
- 対戦相手のスロベニア代表の戦術分析
使用戦術
- 改良型カテナチオ(カテナチオ+ハイプレス+ラインコントロール)
- GKからつなげるためのシステム変更とビルドアップ
- 相手の改良型カテナチオをかいくぐるワイドプレイ
- 相手のラインコントロール
- WGを孤立させるアイソレーション
- どこからでもカウンターを狙う速攻戦術
試合展開
【守備戦術】
【攻撃戦術】
- GKから3バックへ展開するとき、必ず左右のWBが下がり人数を掛ける。
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【6/26 第3戦】セルビア 対 デンマーク(0-1)
- 対戦相手のデンマーク代表の戦術分析