キングスリーグとは、元バルセロナのジェラール・ピケが2022年11月に創設した。なんと試合中に人数が増えながら7人制になるなど従来のサッカーとは一線を画す、新しい形のサッカーリーグ。
このページでは、キングスリーグのユニークなルールや試合の流れ、そしてこのリーグが何故これほどまでに人気を集めているのかを分かりやすく解説します!
キングスリーグは2シーズン制
キングスリーグは冬季と夏季の2シーズン制で行われ、計12チームによるリーグ戦を行い、上位8チームがプレーオフで優勝を争う。
チームを率いるのはレジェンドやインフルエンサー
各シーズン前に、チームの代表者がプロ野球のドラフト会議のような形式で各チーム10名の選手を獲得し、そのメンバーを基本としてシーズンを戦う。
ゲストプレーヤーが参戦
毎節ゲストプレーヤーとして元プロ選手や現役選手をチームに加えることができ、ロナウジーニョやネイマールら有名選手も参戦中。
ゲストプレーヤーは各チームがシーズンを通して交渉し、試合ごとに連れてくることができる。
ファンとの交流が多いため…
インフルエンサーやSNSを多く活用しているため、ゲストプレーヤーは戦術や戦略のみならず、ファンからの要望で選ばれることもある。
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キングスリーグ最大の魅力はルール!?その魅力とは?
キングスリーグの最大の魅力は、その革新的なルールにあると思われる。
フットサルは5人制、ソサイチは7人制、サッカーは11人制であり、試合開始から人数は固定されている。ところがキングスリーグではフィールドとゴールキーパー合わせて2人から始まり、時間とともに増えていく。
それだけでも驚くのだが、他にもカードゲームのような独自のルールが多くある。
- 短い試合時間
時間稼ぎは厳禁で、試合時間は短くスピーディーな展開が特徴。 - ユニークな試合開始(0~5分)
試合開始は1対1から始まり、徐々に人数が増える。
最初はフィールド1人、GK1人。
後は1分おきに1人ずつ追加される。 - 自由な選手交代(5分~)
プレー中でも自由に選手交代が可能で、試合は常に動的な状態が続く。 - プレジデントペナルティ(試合5~18、20~38分)
オーナーをプレジデントと呼び、ペナルティキックができる。プレジデントがグラウンドにいない場合は、チームから代表者を1名選ぶ。 - 5種類のゴールデンカード(後半38分まで使用可能)
試合前に1枚を引き、試合中に流れを変えるために使う。
「即PK獲得、1分間得点が2倍、相手のカードを奪う、相手選手1人を2分間退場させる」、万能な「ジョーカー」は4種類のカードの役割と相手のカードを奪って使うことも出来る。
キングスリーグが人気の理由
キングスリーグが人気を集める理由は、以下の点が考えられる。
- 人気の衰えない選手を呼んでいる
若くして引退した選手や、引退後も短時間なら動ける人気選手が活躍。 - インフルエンサーの参加
著名な選手やインフルエンサーがチームのオーナーを務め、サッカーや普段運動に関わらないような人の大会も開催する。
日本人では加藤純一氏が参加し、圧倒的な話題を呼んでいた。 - エンターテイメント性
従来のサッカーにはない新しい形のエンターテイメント性であり、サッカーの試合展開で盛り上がる部分を切り取ったかのような展開を目指す。 - SNSでの拡散
TikTokなどのSNSで頻繁に話題となり、若い世代を中心に展開。
SNSが進歩し拡散力が広まった今、キングスリーグはSNSのインフルエンサーを巻き込んだ舞台と言っても過言ではない。一定のルールはありつつも、今後も新しいサッカーの形として変化を続けることになるだろう。