
チュニジア代表のFIFAランクは45位(2026年6月時点)。第1戦を見たところ、日本代表のように難しい戦術を組み合わせるというより、4-2-3-1から距離間を保つ王道のサッカーをベースに戦うチームだと考えられます。
オランダ代表戦の興奮冷めやらぬ中、グループステージ第2戦はチュニジア代表戦になります。
この試合では、早い時間帯に先制し、できれば早い段階で追加点を奪い、スウェーデン戦に向けて交代戦術を使いたいところです。
- チュニジア代表戦で日本代表が狙いたい試合展開
- 4-2-3-1と3-4-2-1のスタメン予想
- 瀬古歩夢を中心にしたシステム変更の考え方
- 交代戦術で体力管理を行う理由
- スウェーデン戦に向けたメンバー運用と最適なシステム予想
- サッカー日本代表の試合日程|チュニジア戦とスウェーデン戦の流れ
- チュニジア戦は新システムを確認する重要な第2戦
- 日本代表のチュニジア戦スタメン予想と試合展開
- チュニジア戦の交代戦術|スウェーデン戦に向けた体力管理
- 瀬古歩夢を中心にしたシステム変更と可変戦術
- 現在のチュニジア代表分析|ルナール体制で守備型カウンターを再構築
- スウェーデン戦で見えたチュニジア代表の弱点
- ルナール就任でチュニジア代表はどう変わるのか
- 日本代表はチュニジア戦をどう戦うべきか
- まとめ|チュニジア戦は新システムを決める重要な第2戦
- 久保建英不在を想定する
まずは新しい攻撃の形をチュニジア戦で確認する。 - 4-2-3-1で試合を安定させる
序盤は距離間を保ち、不要なロストを減らす。 - 瀬古歩夢を軸に可変する
3-4-2-1、3-4-3、4CB化まで使い分ける。 - 同サイド圧縮はやりすぎない
チュニジアのカウンターとセットプレーを避ける。 - 先制して交代戦術で管理する
スウェーデン戦に向けて主力の出場時間を調整する。
サッカー日本代表の試合日程|チュニジア戦とスウェーデン戦の流れ
親善試合
・5月31日(日)…日本代表 vs アイスランド代表(東京:国立競技場) 1-0 勝利
北中米ワールドカップ(W杯)-グループステージ
・6月15日(月)…日本代表 vs オランダ代表(アメリカ:ダラス) 2-2 引き分け
・6月21日(日)13:00〜…日本代表 vs チュニジア代表(メキシコ:モンテレイ)
・6月26日(金)08:00〜…日本代表 vs スウェーデン代表(アメリカ:ダラス)
北中米ワールドカップ(W杯)-ノックアウトステージ
・6月30日(火)02:00〜…日本代表 vs 未定(グループCの1位または2位)
(※ 時間はすべて日本時間)
チュニジア戦は新システムを確認する重要な第2戦
第3戦のスウェーデン代表戦を考えると、万全を期するためにも全員が試合に出たいところです。
しかし、第1戦のオランダ代表戦で久保建英が負傷したため、現状でできる最高のシステムとメンバーをチュニジア戦で探ることが優先になるでしょう。
チュニジア戦は、勝ち点3を狙うだけでなく、スウェーデン戦に向けて新しい形を確認する試合でもあります。
久保建英が不在になる可能性を考えると、堂安律、鎌田大地、中村敬斗、瀬古歩夢をどう組み合わせるかが重要になります。
日本代表のチュニジア戦スタメン予想と試合展開
チュニジア代表戦は、グループ内では唯一の格下相手と言えるかもしれません。
しかし、ワールドカップ本大会である以上、油断することはできません。
オランダ代表戦から中5日のため、大幅なターンオーバーを行うよりも、交代戦術で体力や怪我の管理を行う方が良いでしょう。
W杯独特の試合展開に飲まれることまで考えると、ポイントは攻撃的にも守備的にもシステム変更できる布陣を用意することです。
瀬古歩夢を中心とした以下のメンバーであれば、4-2-3-1も3-4-2-1(または3-4-3)も可能になります。
DFの怪我の状況が分からないため、板倉滉や冨安健洋などを起用するなら、この試合になるかもしれません。
難しい場合は、伊藤洋輝、谷口彰悟、渡辺剛らで再構成することになります。
スタメン予想1️⃣|4-2-3-1で王道スタイル
上田綺世
中村敬斗 鎌田大地 堂安律 .
田中碧 瀬古歩夢
鈴木淳之介 板倉滉 冨安健洋 菅原由勢
鈴木彩艶
- 上田綺世を最前線に置き、ポストプレイと裏抜けを狙う
- 中村敬斗、鎌田大地、堂安律で2列目の攻撃を作る
- 田中碧と瀬古歩夢で中盤のバランスを取る
- 左右SBは攻撃参加しつつ、カウンター対応も意識する
- 早い時間帯に先制し、交代戦術で試合をコントロールする
スタメン予想2️⃣|3-4-2-1で攻撃的に戦う
上田綺世
中村敬斗 堂安律
鈴木淳之介 菅原由勢
鎌田大地 田中碧
板倉滉 冨安健洋 瀬古歩夢
鈴木彩艶
- 中村敬斗と堂安律をシャドー、またはウィング気味に可変できる
- 両WBは無理に上がらず、WGのアタックを増やす
- 鎌田大地と田中碧で中盤のビルドアップを安定させる
- 瀬古歩夢を最終ラインに置き、4CB化や可変システムにも対応する
- 攻撃的に入りつつ、試合展開によって4-2-3-1へ戻す
チュニジア戦の交代戦術|スウェーデン戦に向けた体力管理
チュニジア戦では、勝ち点3を狙うだけでなく、スウェーデン戦に向けた体力管理も重要になります。
早い時間帯に先制できれば、後半は前線や中盤の選手を入れ替えながら、試合の強度を維持したいところです。
北中米W杯の選手交代枠は、1試合につき最大5人です。
ノックアウトステージで延長戦に突入した場合から、6人目の交代が認められています。
小川航基
前田大然 伊東純也
鈴木淳之介 菅原由勢
田中碧 佐野海舟
板倉滉 冨安健洋 瀬古歩夢
鈴木彩艶
※長友佑都を出すなら、前田大然のところでWG起用する形も考えられます。
- 早い時間帯に先制し、試合を落ち着かせる
- 前線は小川航基、前田大然、伊東純也で強度を維持する
- 中盤は佐野海舟を入れて攻守強度を高める
- スウェーデン戦に向けて主力の出場時間を管理する
- 試合展開によって4-2-3-1、3-4-2-1、3-4-3を使い分ける
- 試合展開に余裕がある場合は、後藤、塩貝、長友らを使いたいところ
瀬古歩夢を中心にしたシステム変更と可変戦術
チュニジア戦では、瀬古歩夢を中心に、試合の流れに応じて4-2-3-1、3-4-2-1、3-4-3へ変化できる形を作りたいところです。
守備のシステムは4-4-2や4-4-1-1などで、スタメン予想1️⃣(4-2-3-1)の場合は攻守の切り替えがしやすくなります。
▶ その他基本的な戦術はオランダ代表戦の記事を参照。
4CB、高い位置と低い位置での渦の動き、高い位置での同サイド圧縮など。
ここからは、日本代表の戦術の核心になる「瀬古歩夢を中心にした可変システム」を整理します。
チュニジア戦では、難しい戦術を最初から全部使うよりも、まずは距離間を保って試合を安定させることが重要です。
序盤は4-2-3-1で攻守の流れを安定させる
日本代表の基本的戦術は、どの高さからでもカウンターを狙うことです。
ただし、チュニジア代表戦では、オランダ代表戦で見られた不要なボールロストを減らし、適度な距離間を保ちながらビルドアップとポゼッションを行う必要があります。
序盤は4-2-3-1で攻守の形を分かりやすくし、チュニジアの守備ブロックを見ながら、少しずつシステム変更へ移行する方が安定するでしょう。
瀬古歩夢と両WBで4CB・5バックに可変する
両WBがSBもできるため、状況によっては4CBや5バックに近い形も作ることができます。
チュニジア代表は、中央へのロングボール、サイドからのセンタリング、ロングシュートを狙う展開になる可能性があります。そのため、ミドルサードやセンターライン付近から、両WBが相手のSHに対応できる形を作りたいところです。
ビルドアップでは、WBの位置で渦の動きを行うことで、後方からの前進を助けることができます。
また、堂安律や中村敬斗がシャドー、またはWGの位置にいることで、カウンター、高い位置での渦の動きも狙いやすくなります。
高い位置での同サイド圧縮はやりすぎない
チュニジア戦では、高い位置での同サイド圧縮を無理に行いすぎない方が良いでしょう。
両WBにSBタイプを起用しているため、2シャドーは中央に入る、または中央に残る程度にとどめ、距離間を崩しすぎないことが重要になります。
上田綺世
中村敬斗 堂安律
鈴木淳之介 菅原由勢
⚽️鎌田大地 田中碧
板倉滉 冨安健洋 瀬古歩夢
上田綺世
中村敬斗 堂安律
菅原由勢
鈴木淳之介
⚽️鎌田大地 田中碧
板倉滉 冨安健洋 瀬古歩夢
※堂安はWGのままアイソレーションを行い、菅原が中央寄りに入ってバランスを取る形です。これが高い位置での同サイド圧縮の形になります。
ただし、この形は高い位置で人数を掛けすぎることで、右サイドで田中碧の前にスペースができるリスクがあります。
チュニジア戦では、同サイドに寄りすぎるよりも、距離間を保ちながら4-2-3-1、3-4-2-1、3-4-3を使い分ける方が安定するでしょう。
基本的には同サイド圧縮を行うよりも、ボールからは遠い側のDMがCMの位置に上がるのを基本とし、もし流れの中で出来そうな瞬間があれば行っても良い、くらいで考える方が良いでしょう。
ここまでは日本代表の戦い方を整理してきました。
ここからは、チュニジア代表がどのような状態で日本戦を迎えるのかを見ていきます。初戦のスウェーデン戦、監督交代、ルナール体制の修正を踏まえると、日本が狙うべきポイントもより明確になります。
現在のチュニジア代表分析|ルナール体制で守備型カウンターを再構築
チュニジア代表を分析するうえで、かなり重要な前提があります。
チュニジア代表は、グループステージ初戦後に監督が変わっています。
そのため、日本戦のチュニジア代表を考える場合は、単純に「ラムシ体制のチュニジア」として見るのではなく、エルヴェ・ルナール暫定体制のチュニジアとして考えた方が良いでしょう。
現在のチュニジア代表は、守備型カウンターを再構築している最中のチームです。
短期間で複雑な新戦術を作るのは難しいため、日本戦ではまず守備の距離間、前線の役割、カウンターの出口を整理してくる可能性があります。
- 初戦:チュニジア代表はスウェーデン代表に1-5で敗戦
- 変化:サブリ・ラムシ監督を解任
- 新体制:エルヴェ・ルナール監督が大会終了まで暫定的に指揮
- 日本戦の見方:初戦のチュニジアではなく、修正後のチュニジアとして考える必要がある
チュニジア代表は4-3-3・4-2-3-1が基本形
専門家系メディアの見立てを総合すると、チュニジア代表の本来の方向性は、4-3-3または4-2-3-1をベースにした守備的カウンター型です。
Sports Illustrated では、チュニジア代表の基本形を4-3-3 / 4-2-3-1、スタイルを守備的・カウンター、強みを組織力とセットプレー、弱みを創造性と得点力と整理しています。
これは、この記事の冒頭で書いた「4-2-3-1から距離間を保つ王道のサッカー」という見方とかなり近いです。
- 基本形:4-3-3、または4-2-3-1
- 守備:中盤から自陣にかけて距離間を保ち、中央を締める
- 攻撃:奪ってからの縦への展開、サイド攻撃、セットプレー
- 強み:組織力、身体能力、セットプレー、守備ブロック
- 弱点:後方のミス、失点後の修正力、流れの中での創造性
守備はコンパクト志向|自陣から中盤でスペースを消す
チュニジア代表は、相手を高い位置から激しく潰し続けるチームというより、自陣から中盤でスペースを消す守備を好むチームです。
相手が使いたい中央のスペースを圧縮し、自陣ペナルティエリア周辺を守りながら、ボールを奪った後に素早く前へ運ぶ形が基本になります。
日本目線では、これはかなり重要です。
チュニジアが引いてくる場合、日本はオランダ戦のような「押し込まれてからのカウンター」だけではなく、ボールを持たされた時にどう崩すかが問われます。
CF
CMF
SH CH CH SH
SB CB CB SB
GK
中央を締め、サイドへ誘導しながら、奪った後に前線へ速く運ぶ形が考えられます。
攻撃はカウンターとセットプレーが中心
チュニジア代表の攻撃は、流動的な崩しよりも、奪ってからの縦への展開、サイドアタック、セットプレーが中心になりやすいです。
つまり、日本が不用意に中央でボールを失うと、チュニジアにとって一番狙いやすい展開になります。
チュニジアにとってありがたいのは、日本が中央で無理に崩そうとして奪われ、縦に速く運べる展開です。次に怖いのは、サイドでファウルを与えてセットプレーを増やされることです。
チュニジア戦で避けたいのは、中央でのロスト、サイドでの不用意なファウル、セットプレーからの失点です。
日本代表は焦らず、相手の守備ブロックを動かしながら、先制点と追加点を狙いたいところです。
中盤の中心はスキリとハンニバル
チュニジア代表の中盤では、エリス・スキリとハンニバル・メイブリが重要な存在になります。
スキリは中盤でテンポを作れる経験豊富な選手で、チュニジアが落ち着いて攻撃を作る時は、スキリ周辺から配球してくる可能性があります。
ハンニバルは視野と創造性を持つ選手で、守備ブロックの間で前を向かせると危険です。
日本としては、スキリに前を向かせないこと、そしてハンニバルを自由にしすぎないことが重要になります。
- スキリ:中盤で配球役になりやすいため、前を向かせない
- ハンニバル:守備の間で受けると危険なため、自由にさせない
- 日本の狙い:中盤への縦パスを狙い、ショートカウンターにつなげる
スウェーデン戦で見えたチュニジア代表の弱点
チュニジア代表は、グループステージ初戦でスウェーデン代表に1-5で敗れました。
この試合では、チュニジアが本来持っている守備の距離間やカウンターの形を十分に出すことができず、早い時間帯の失点から試合の流れを失いました。
Reuters は、チュニジアが守ってカウンターを狙う形で入ったものの、早い失点後に前へ出たところを逆にカウンターで破られたと報じています。
さらに、前半はほとんど攻撃を作れず、最初の枠内シュートがオマル・レキクの得点だったことも指摘されています。
- 後方のミス:GKや最終ライン周辺の判断ミスが失点に直結した
- 失点後の修正力:先制された後に守備の距離間が崩れた
- カウンター対応:前に出た背後をスウェーデンに使われた
- 攻撃の創造性:流れの中で決定機を作る回数が少なかった
- メンタル面:大量失点後に試合を落ち着かせることができなかった
後方のミスが失点に直結した
スウェーデン戦のチュニジア代表は、守備組織以前に、後方での技術的ミスと判断ミスが大きく響いた試合でした。
Opta Analyst は、スウェーデンの先制点がチュニジアGKの処理ミスから生まれたこと、さらに3点目もスキリのタッチミスをイサクに奪われたことを具体的に指摘しています。
日本代表はここを狙えます。
ただし、ずっとハイプレスをかけ続ける必要はありません。相手GK、CB、スキリに対して、出し先を限定するプレスをかければ、チュニジアはかなり嫌がるはずです。
上田綺世
中村敬斗 鎌田大地 堂安律
田中碧 瀬古歩夢
鈴木淳之介 板倉滉 冨安健洋 菅原由勢
鈴木彩艶
上田が戻しのコースを切り、2列目とボランチが中盤への縦パスを狙うことで、チュニジアのビルドアップを止めたいところです。
先制されると守備プランが崩れやすい
スウェーデン戦では、チュニジアが早い時間帯に失点したことで、守備的なゲームプランを保ちにくくなりました。
同点を追いかけるために前へ出たところを、逆にスウェーデンのカウンターで突かれる形になりました。
これは日本戦の記事でかなり使いやすいポイントです。
チュニジアは先制されると、守備的な構造を保ちにくくなる可能性があります。
だから日本代表は、序盤から無理に大量得点を狙うというより、まず先制点を取って、チュニジアの守備ブロックを前に引き出したいところです。
強い2トップと縦の圧力に弱さを見せた
スウェーデン戦では、イサクとギョケレシュのコンビがチュニジア守備を大きく揺さぶりました。
スウェーデンは、前線の強さと縦への速さを活かし、チュニジアが前に出た背後を突いていきました。
日本にそのままイサク&ギョケレシュ型の2トップはいませんが、似たことはできます。
上田綺世を起点にして、前田大然、伊東純也、中村敬斗、堂安律が斜めに走る。あるいは小川航基を投入して、相手CBと正面で競らせる。
チュニジアのCBを横に動かせれば、日本にも十分にチャンスはあります。
スウェーデン戦の大敗は、チュニジア代表の弱さだけでなく、日本戦で修正してくるポイントを示した試合でもあります。
日本代表は、初戦の失点パターンを参考にしながらも、監督交代後のチュニジアが守備を整理してくる可能性を考える必要があります。
ルナール就任でチュニジア代表はどう変わるのか
ルナール監督が短期間でやるとすれば、大きな改革ではなく、まずは守備の整理でしょう。
複雑なビルドアップや新しい攻撃パターンを短期間で作るのは難しいため、現実的には4-2-3-1、または4-4-2気味の守備ブロックに戻し、リスクを減らしてくる可能性があります。
- 守備ブロック:4-2-3-1、または4-4-2気味に整理する
- 中盤:スキリの周りに守備の支えを置く
- 攻撃:ハンニバルをカウンターの出口として使う
- サイド:無理に高く出ず、日本のSB・WBの背後を狙う
- 狙い:セットプレーを増やし、少ないチャンスで得点を狙う
Guardian の大会前ガイドでは、ラムシ体制で4-3-3と4-2-3-1を試していたとされていました。
しかし、監督交代後の日本戦では、ルナール監督がリスクを減らすために、よりシンプルな4-2-3-1、または4-4-2守備ブロックへ寄せる可能性が高いと思います。
つまり日本戦では、チュニジアが戦術的に大きく整理される可能性があります。
短期間なので複雑な新戦術は難しいですが、ルナール監督ならまずは「守備の距離間」「前線の役割」「カウンターの出口」をはっきりさせてくるはずです。
日本代表はチュニジア戦をどう戦うべきか
ここまでの内容を踏まえると、チュニジア戦で日本代表が狙うべきなのは、単純な総攻撃ではありません。
まずは4-2-3-1で試合の流れを安定させ、必要に応じて3-4-2-1や3-4-3へ変化する形が現実的だと思います。
重要なのは、早い時間帯に先制すること、不要なロストを減らすこと、そしてスウェーデン戦に向けて交代戦術で体力を管理することです。
- 序盤は4-2-3-1で安定させる
中央を急ぎすぎず、田中碧と瀬古歩夢で攻守のバランスを取る。 - 先制点を取って相手を前に出す
チュニジアが前に出れば、前田大然、伊東純也、中村敬斗、堂安律のスペースが生まれる。 - ボール保持でもカウンターを残す
ポゼッションで落ち着かせながら、相手のラインを動かし、疑似カウンターを狙う。 - 瀬古歩夢を中心にシステム変更する
4-2-3-1、3-4-2-1、3-4-3、4CB化を試合の高さに応じて使い分ける。 - 高い位置で同サイドに寄りすぎない
同サイド圧縮を無理に行わず、距離間を保ってロストを減らす。 - 交代戦術で試合を管理する
小川航基、前田大然、伊東純也、佐野海舟らを使い、強度と体力を管理する。
理想は先制点・追加点・交代戦術
チュニジア戦の理想的な流れは、早い時間帯に先制し、相手が前に出てきたところで追加点を狙う展開です。
先制できれば、チュニジアは守備ブロックを保ったままではいられなくなります。
その時に、日本代表は無理にポゼッションだけで崩すのではなく、前田大然や伊東純也のスピード、小川航基の高さ、鎌田大地や堂安律の判断を使って試合を決めに行きたいところです。
- 前半序盤:4-2-3-1で落ち着いて入り、無理なロストを避ける
- 前半中盤:サイドと逆サイドを使い、チュニジアの守備ブロックを動かす
- 先制後:相手が前に出てきたスペースをカウンターで狙う
- 後半:交代戦術で前線と中盤の強度を維持する
- 終盤:スウェーデン戦に向けて主力の出場時間を管理する
チュニジア戦は新システムの最終確認でもある
この試合は、勝ち点3を取るだけでなく、久保建英不在を想定した新しいシステムを確認する試合でもあります。
堂安律、鎌田大地、中村敬斗、瀬古歩夢をどう組み合わせるかによって、日本代表の攻撃の形は大きく変わります。
チュニジア戦で4-2-3-1、3-4-2-1、3-4-3の使い分けが見えれば、スウェーデン戦に向けても大きな材料になります。
チュニジア戦は、勝つだけでなく、スウェーデン戦に向けた日本代表の最適解を探る試合です。
そのためには、先制点、ロスト管理、システム変更、交代戦術の4つを試合の中で整理できるかが重要になります。
まとめ|チュニジア戦は新システムを決める重要な第2戦
チュニジア戦は、グループステージの中では勝ち点3を強く狙いたい試合です。
しかし、相手は監督交代によって守備を整理し直してくる可能性があり、簡単な試合にはならないでしょう。
日本代表としては、序盤から焦って攻めすぎるのではなく、4-2-3-1で攻守の流れを安定させながら、必要に応じて3-4-2-1や3-4-3へ変化したいところです。
そして、早い時間帯に先制し、相手を前に引き出し、交代戦術で試合を管理することができれば、スウェーデン戦に向けても理想的な流れを作れるでしょう。
チュニジア戦を見る時は、「日本がどのシステムで入るか」「瀬古歩夢がどの位置で可変するか」「先制後に誰を投入して試合を管理するか」に注目すると、森保ジャパンの狙いが見えやすくなります。