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サッカー日本代表がW杯ベスト8の壁を打ち破る為の戦術(タクティクス)をビギナー(初心者)でも分かるように分析します!土曜日の19時更新目標!

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【2024年6月W杯2次予選】③サッカーの王道戦術と日本代表の課題

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 これは日本代表に特化した戦術ではなく、現代サッカーの王道戦術である。日本代表が王道戦術を出来ない理由は「ポジショニング能力が極めて低いため」と前回話したのだが、W杯でベスト8以上になるためには、ポジショニング能力を高めるためにもシステム変更をやらざるを得ない。

「出来ないからやらない」のと「出来るけどやらない」のは雲泥の差なのだ。

日本代表の王道「ハイプレス戦術」は同格以上に通じない!?

 日本代表が十八番戦術にしようとしていた攻守一体のハイプレス戦術だが、同格以上の相手には通用しない。

それどころかラインコントロールによりラインを上げたことでライン裏ががら空き(オープンな状態)となり、カウンターを受けるリスクが上がる。

そのため同格以上ではセンターサークル付近での攻防が繰り広げられることになる。

 アジア杯では同格の相手に対しても強引に押し込み、ハイプレスの得意な形に持ち込む練習ができれば理想的だったのだが、なぜか逆行した形となった。

ファンは究極を求めすぎる

 世界最先端のブラジルアルゼンチンでさえも複数のシステムや戦術を駆使してW杯を勝ち上がろうと苦心しているにも関わらず、サッカー後進国の日本のファンたちは「『俺たちのサッカー』が出来上がればどんな相手にも同じ戦術で勝てる」と思い込んでいる節がある。

果たして昨今のW杯では同じ戦術しかできない国がベスト8以上に勝ち残っているだろうか?

一つの戦術しかできないようではベスト8以上で勝ち残ることはできない。

戦術の進化にはバリエーションが必須

 そこで相手の強さや相性によりラインコントロールの高さを変え、基本的に3段階のシステムを用意する。

3段階とは前回の②~④のビルドアップのシステムを参考にすれば分かりやすいのだが完全に同じではなく、「どの高さで長い時間を費やすか、相手のスタイル、日程」が問題であり、その高さとシステムに適したスタメンを起用することになる。

格下はアタッキングサードへ押し込む

格下相手には、433、4231、343、442と試す。

 格下相手は日本代表のサッカーである疑似カウンターとポゼッションサッカーを行い、押し込見続ける状態を想定する。

前三人をドリブラーにすれば良い。

大会の長丁場を考え、途中からは試合に出にくい人を優先して交代させても良いかもしれない。

前田
旗手     堂安
南野 田中
谷口
長友 橋岡 町田 菅原

※選手全員を知らないのでこのようなメンバーを選んだ。

 前線の旗手、前田、堂安はひたすらドリブルやパスで仕掛け続けるだけになる。

中盤でボールを持てる南野、田中がディフェンスラインから自由にボールを引き出し、前線の三人へとパスを出し続ける。

【4-4-2へのシステム変更】

前田
旗手 南野 堂安
谷口 田中
長友 橋岡 町田 菅原

 南野と田中は自身もドリブルで仕掛けたり、前田に並びんだり旗手や堂安をサイドから押し上げることで4-4-2へとシステム変更もできる。

【3-4-3へのシステム変更】

旗手 前田 堂安
南野 田中
長友       菅原
橋岡 谷口 町田

更に押し込むとこのように偽SBに近いシステム変更も出来ることになる。

ANC(アンカー)の谷口がCB(センターバック)の橋岡と町田に吸収され、SB(サイドバック)の長友と菅原がWBへと変わり、上下し攻守ともに参加する。

更に押し込むと谷口が上がり、再びANCとしてポジションを変える。

同格はミドルサードでせめぎ合う

 攻守両面のバランスを考えた433、4231のシステム。

CFはポストプレイが得意な人、両SH、WGにライン裏へ走ることが得意な人。
MFはボールを持てる人が良いだろう。できれば田中碧のようにドリブルもしながらパスを回し、隙あらばミドルシュートまでうてる思いきりの良い選手が良いだろう。

同格以上では前三人(両サイドの二人かCF一人)が相手のラインコントロールを行い、常に裏のスペースをつけるようにすることで全体が押し込まれないようにする。

【押し上げられそうな4-3-3の例】

前田
中村     久保
鎌田 田中 
遠藤 
橋岡 板倉 冨安 菅原

 DMの鎌田と田中を組ませ、ミドルサードだが押し上げられそうなメンバー。

【押し込まれそうな4-2-3-1の例】

上田
中村  南野  久保
守田 遠藤 
橋岡 板倉 冨安 菅原

 前線に上田と南野を選び、ミドルサードだが押し込まれた時にポストプレイと南野のドリブルで時間を作れるようにする。

【相手のディフェンスラインのコントロール】

 相手のディフェンスラインのコントロールはCFの一人か、両サイドのWG二人で行うパターンがあるのだが、日本代表は上がれる人全員が相手ライン上にとどまる癖があり、上がったまま自分のポジションへ帰ってこないので注意が必要である。

まるで夏休みでもバイトが忙しくて実家に帰省しない大学生のようである。

格上はディフェンシブサードへ押し込まれる

 インサイドハーフ(内側のMF)とサイドのWB、WGらがカウンター気味に突破して、センタリングと言った選択肢が増えるだろう。

インサイドハーフはキープが得意な人がいれば配置したい。

【押し込まれた3-4-3のシステムの例】

前田
中村    堂安
橋岡         菅原
守田 遠藤
町田  冨安  板倉

 WGに中村や堂安、WBに橋岡や菅原を合わせ、ビルドアップが得意そうなメンバーを並べた。中盤でCFの上田がポストプレイを行えればどちらかのサイドが上がることができ、サイドから切り崩し、中央へのセンタリングで得点を狙う。

【押し込まれた3-4-3のシステムの例】

上田
三笘    久保
橋岡         菅原
守田 遠藤
町田  冨安  板倉

 押し込まれ続けることを想定し、中央にポストプレイが得意な人、両サイドにライン裏へ走ることが得意なWGを配置することもできる。

もちろん体調や相手によって組み合わせを変えることもできる。

【2024年6月W杯2次予選】

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